2012年4月末で住宅用太陽光発電が100万件に到達。産業用と合わせた発電容量は5GWに達し、これは福島第一原発の2号機6基分に相当します。これは原発の要不要に関わる重要な事実ではないでしょうか。
マスコミはあまり大きく報じませんでしたが、2012年の4月末で住宅用太陽光発電システムの累計設置件数が100万件を突破しました(一般社団法人太陽光発電協会の発表:5月18日)。発電容量は4GWで、産業用も含めると5GWに達しています。
対して、福島第一原発の2〜5号機の発電容量は各0.78GW。つまり、実は原発6基分以上がすでに太陽光発電でまかなわれている計算になります。
JPEAは2030年に100GWを目指すとも発表しています。つまり今の20倍。単純計算で原発120基分に相当します(現在、国内の原発は54基)。果たして夏場のピーク時を想定したとき、本当に原発は必要なのでしょうか?