発電の原理と仕組み

ウィキペディアによると、「太陽電池を利用し、太陽光のエネルギーを直接的に電力に変換する発電方式」とあります。太陽の光があたると、「電子が特定の動きを示して、電力が発生する物質」というものがあり、この性質を利用し太陽電池を製造。そしてこの太陽電池を多数組み合わせて電力を得るのが太陽光発電の仕組みです。

蓄電はできない

つまり、光があたっている間、せっせと電力を作ってくれるのが太陽光発電の仕組みで、作った電力を蓄えておくことはできません。たとえば今この瞬間、太陽光があたっていると、我が家の屋上の太陽電池は発電をしているわけですが、家のなかで使う電力量を上回る発電量について蓄えておくということはできないのです。この余剰分の電力は、電力会社が高値で買い取ってくれます。この余剰電力買取制度によって、設置者は初期投資を回収していくという形になっているのです。
 >>売電(電力買取制度)と投資回収期間についてはこちら

夜間は発電できない

光を電気に変える発電方式なので、光があたっていない夜間も発電できません。ただし、家庭用蓄電池を設置すれば、日中に発電した電気をそのまま夜に自宅で使うこともできるようになります。今はまだ150万円前後と高額ですが、この数年でどんどん価格が下がっていくと見込まれています。また電気自動車を蓄電池として利用する方式も検討されているので、近いうちに家庭用蓄電池が当たり前の時代が来るかもしれないですね。



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