これは大きく3種類に分かれるようです。
まず1つ目、太陽光発電に適した屋根とは、南向きで、面積が大きく、日当たりが良いの3条件を満たした屋根です。こうした屋根は何と言っても発電量が大きいので、電力買取制度の恩恵を最大限に受けられます。田舎の屋根はほぼこの3つを満たしているらしいので、ぜひ一度シミュレーションを入手してみてください。うらやましいほど発電量が出ると思います。
>>見積り、シミュレーション前にはこちらもご参考になさってください
2つ目の屋根は、上記3条件のうち1つが大きく欠けている場合です。たとえば完全に北向きの屋根であったり、面積が狭小であったり、日照が極端に悪いような屋根ですね。逆にちょっと欠けている程度、たとえば東西を向いていたり、上向き(平らな屋根)だったり、やや面積が小さめであったりなどの場合は結構発電します(ちなみに我が家は、北向きのほぼ平らな屋根ですが、補助金と合わせると10年弱で回収できる発電量が出ています)。また施工店の工法によって問題を克服できる場合もあるので、よほどの変わった屋根でなければ、普通に設置を検討してみてよいのではないでしょうか。
その他、瓦屋根や金属屋根など、屋根材によっては専用の施工方法が求められることもあります。(我が家はガルバリウム屋根ということもあり、屋根に穴を開けない特許工法を持つ業者さんにお願いしました)。
>>瓦屋根、金属屋根の方が見積もりをとるときのコツはこちら
最後に、太陽光発電を載せられない屋根とは、老朽化が進みすぎ(重さに耐えられない)、トタン屋根(重さに耐えられない)のほかに、屋根を詳細に調べてみないとわからない問題もあるそうです。契約後に施工用の調査をして載せられないと言われてしまうケースもあるようなので、これから設置を検討しようという方は、以下のリンクもご参考になさってください。
>>知っておきたい太陽光発電の「施工不能案件」