太陽光発電の訪問販売

2009年10月に国民生活センターが「太陽光発電の訪問販売のトラブルが増加」と警告を発しました。同センターに寄せられる相談件数の8割以上が訪問販売に関する相談だそうで、長時間にわたる勧誘等、強引な営業手法に対して注意を促しています。

同センターでは以下3点を対策として紹介しているので、ご参考になさってください。

  1. 複数の見積りを取り、納得できる事業者と契約をする
  2. 補助金、発電量、売電量などについて、自分でも情報収集する
  3. トラブルにあったら、消費生活センターに相談する

我が家の体験談

実は我が家も太陽光発電の訪問販売を受けた経験があります。SANYOのジャンパーを着て、チラシを片手にチャイムをピンポン。玄関口に出向いてみると「今この地域で、太陽光発電のモニターにご協力いただけるお宅を探しています」とのこと。ちょうど我が家は検討していたときだったので、上がっていただき、お話を伺いました。

というのがお話の概略だったのですが、当時私はそれなりの知識を持っていたので、他社からもらっていた330万円のお見積りを見せて、お引き取り願いました。

後日調べて知ったのですが、これは常套手段の1つだそうで、「今日この場で決めていただければ50万円お値引きします」というトークと、しつこい勧誘により受注に結び付けていくそうです。

単に高いお金を払うだけではない

こうした業者の一番怖いところは、契約そのものよりも、その後の工事品質にあると、私は思います。太陽光発電ではずさんな工事で雨漏りをしてしまったというケースも実際にあるらしく、おそらくはこうした販売会社から安くたたかれて工事をさせられた会社によるものなのではないでしょうか。もしこのサイトをご覧の皆さんで訪問販売を受けている方がいらっしゃったら、ぜひ他社の見積りだけはとっておいてください。そして費用の妥当性はもちろんのこと、信頼できる業者をしっかり選んで購入されることをオススメします。
 >>見積り、シミュレーション前にはぜひこちらもご参考になさってください



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